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Diversity

学んでいる人々・主催の母体団体

■ エソテリックを学んでいる人々


INEH認定のエソテリック・ヒーリング施術者養成コースは、世界各地で幅広いジャンルの人達に学ばれています。日本のINEHで開催されているワークショップも同様で、さまざまな背景と経歴をもつ方々が参加されています。

日本のINEHは、主催の母体がクロニック・スチューデンツという、人間の心と身体の統合を目指すための各種のアプローチ法や手技療法の講座を30年来るにわたり開催してきた団体であるためか、ヒーリングを学ぶトレーニングではありますが、ヒーリングやスピリチュアル系だけを学ぶ事に固執せず、エソテリック・ヒーリングの学びを1つのたたき台として、幅広い視野で専門知識を仕入れる事と並行して、それを実践する自分自身の自己成長の機会も得たい、と思う人々が集まる傾向があるようです。
多様な価値観を持つ人たちが集まる中で、人間生命と宇宙生命の成り立ちを学ぶことになるユニークな学び場です。

●これまでの受講生のバックグラウンド
オステオパス、カイロプラクター、柔道整復師、鍼灸師、整体師、介護士、ロルファー、ボディワーカー、バイオダイナミクス施術者、歯科医、外科医、茶道の師範、主婦、占星術師、アロマセラピスト、農業従事者、パーマカルチャー実践者、会社員、ヒーリングスクール教師、レイキヒーラー、瞑想教師、ヨガインストラクター、看護師、学校教諭、家族を介護する人、その他セラピーや代替療法のセラピスト、など。

 

■ 主催の母体団体:クロニック・スチューデンツ


クロニック・スチューデンツは、1990年代から各種セラピーやボディワーク、手技療法を教える外国人講師を海外から招聘してのセミナー展開をやり始めて今に至ります。どの講座にも共通しているのは「心・身体・スピリット」の人間生命の真の健全を探求するセラピーや施術法に関心がある人達のニーズにお応えするものばかりを扱っています。
初期の頃はトム・シェイヴァーD.O.(D.O.とはオステオパス博士の略)をアメリカから招聘し、治療家向けにバイオダイナミック・オステオパシーのクラスを開催していましたが、そのうち、バイオダイナミクスの健全に対する世界観をもって治療の現場で活用できるスキル向上のために、実践的なエソテリック・ヒーリングの学び場を提供するようになりました。そのため、INEHとして2年制コースを提供しはじめた当初から、国内でのワークショップはオステオパスや治療家の参加率が高い傾向があります。その後、トム先生の紹介によって、ジュディ・ジャッカ女史が来日することになりました。ジュディ先生は、自然療法家であり、アリス・ベイリーが設立したアーケイン・スクール在籍者でもあります。現在はオランダとフランスで活動しているエレカ先生とピーター先生の2人に引き継がれています。

エソテリック・ヒーリングは、エソテリシズムという哲学のほんの一部です。学び始めると計り知れなく奥の深い哲学であるため、生徒は「ワークショップ」とか「セミナー」という枠組みを離れた、個人の日常生活の場面においても、長い年月をかけて学びと探求を続けることが暗に要求されるのを自覚するでしょう。そのため、このワークショップは多くの受講生によって、時期を変えては、繰り返し受講されています。

 

■ どういう人に向いているか


エソテリック・ヒーリングを学ぶのに特定の職業や背景は問いません。特定の宗教と関係するものでもありません。エソテリック・ヒーリングは、自分の周囲の人達、家族や仲間の支えとなるべくして働いている人や、他者をサポートする活動に従事されている方にもぴったりです。表面的には、エソテリック・ヒーリングは「治療テクニックを学ぶもの」として認識されがちで、確かに技術も学びますが、エソテリック・ヒーリングは、テクニックを学ぶものではなく「生きる方法」を学ぶプロセスです。エソテリック・ヒーリングの学びが、学ぶ人が自分自身を理解する促進剤となり、個人の日常生活における身近な奉仕に反映されること、そして、そのような活用行為が、個人のみならず、ひいてはグループや社会の進化に繋がることを願っています。学習が進むにつれて、他者をサポートするとか奉仕(治療家であれば人を治したい)などの大義名分を掲げる前に、まずは「汝自身を知れ」と常に問われるプロセスであることを理解するでしょう。
 

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