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秘教治療を学ぶこと

Learning

■ エソテリック・ヒーリングの治療の視点

エソテリック・ヒーリングは、私達の肉体が物質として現れる前の先駆媒体が存在する、エネルギー領域に対して働きかける事を意味しています。エソテリック・ヒーリング(秘教治療/esoteric healing)と言う言葉は、最初にチベットの教師ジュアル・クールからテレパシーでアリス・ベイリーへ伝えられた本の中でその名が紹介されました。 


このヒーリング様式の特徴的な点は、多くのケースにおいて、病を生み出す本来の原因の「結果」として現れた「症状」よりも、微細なエネルギー領域上に見られる「病気の根本原因」に対処し、治療することを最優先します。目に見える不調や症状をなくす事がヒーリングの第1目的ではない(そもそもそれは真の治療ではない)」と言う視点は、人によっては、大きなパラダイムシフトとして受け止められるかも知れません。

■ エソテリック・ヒーリングのファシリテーター

エソテリック・ヒーリングの施術者(ファシリテーター)は、自分自身や他者にあるヒーリング(治癒/完全なる状態)の健全のパターンを取り戻すために、ビジュアライザーション(心象化・視覚化)のテクニックを用いて、自己のパーソナリティー(3層から成る物質次元の人格)を内なる本質(=魂)に整列させることを行います。

 

私達のトレーニングでは、上記の働きの担い手になる器量を身につけるべく、瞑想の各段階を深める訓練、チャクラシステムの理解や直観的なマインドの開発を通じて、まずは参加者自身が自分のヒーリングの本質にコンタクトする事を学びます。それから、肉体の元にあるエネルギー領域への働きかけが可能であることを学び、ビジュアリゼーションとヒーリングのプロトコルに関する広範囲なテクニックを使って、エネルギーセンターに働きかける術を教わります。

 

そのようにして、施術者(ファシリテーター)自身が真の治療のメカニズムを体験的に理解できるようになってくると、周囲の人達が『肉体的、感情的、精神的、霊的な領域がバランスされた結果に表現される「統合されたパーソナリティ」』として人生を歩むためのサポートになるのに必要な手助けが、その瞬間に必要な形態や適切な度合いで提供できるようにもなっていきます。

■ INEHのトレーニングで目指しているもの

受講生はトレーニング期間中の教育と訓練によって、自己の内面から全人的に成長し、ヒーラーとしての素質に意識的に取り組むようになるでしょう。このトレーニングの主な目的は、気づきを育て(awareness)、直観力を発達させ(intuition)、パーソナリティーの内なる整列を確立させ(inner alignment)、最も広い意味では、最終的にはそれらの各方面で養われた素養とスキルを、肉体的健康、精神的健康のために行使するパワーを培う事にあります。これは、自分自身の健康もしかり、他の人々の健康もしかり、また組織や社会の健康に対しても当てはめてることができます。


"Healing(ヒーリング)" という言葉は、語源からは "as a whole (全体(1つ)となる)という意味を持ちます。このことは、現実的な日常生活、仕事や人生など多くの局面にも当てはまります。基礎カリキュラム履修後は、ヒーリングのファシリテーターとしての働きを自ら実践できるようになり、自己の洞察に基づいて、自分の獲得した技術を応用する事ができるでしょう。

INEHの2年制コース(基礎カリキュラム)では、理論と実習に均等の比重が置かれます。2年間で4つのレベル(4パート)のトレーニング、という体裁を取り、各パートを1つ履修する毎に、受講者は学んだ段階に応じて、その内容を直ちに日常に生かすことができます。このトレーニングで教えられる事は、ヒーリングを学ぶことが初めての初心者にも、既に他のヒーリング技法を学んでいる上級者にも、そして全てのタイプのセラピストや治療家など、各自の個人的ニーズや、特有の関心事にも適合するでしょう。

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